タイ製の革製品を求めて日本からバンコクへ
今回はタイへ女性向けの革製品を仕入れに行ってきた。
というのも、実は2018年9月から20代後半~の女性向けのレディースファッションのショップを立ち上げたのが理由。
商品は主に海外から仕入れているんだけど、ぶっちゃけ画像と実物が違ったり商品として使えないような品質だったりするから実物をみて仕入れたいなーと思って仕入れ先を探してみた。
仕入れ先をいろいろ探していたらタイの革製品や雑貨は結構面白そうな感じだったからとりあえず実際にタイに行ってみることにした。
うちのショップの商品は基本女性向けの服やカバン、財布だからプラチナムファッションモールとチャトチャックに行ければいいかな~と思う。
タイライオンエアでタイへ出発
とにかく安い航空券を探した結果、セントレアからタイ行きの航空券で一番安いのは「タイライオンエア」か「エアアジア」の2社だった。
2社ともプロモーションで2万円台で最安値だったからめちゃくちゃ安いと思う。
フライト時間は約6時間でもちろん直行便
でもLCCだからドリンクサービスや食事はなしだった(当たり前だけど)
食事はなかったけどおやつ?パンと水のサービスはあった。
あとLCCには座席に映画を見る端末がついていないので、かなり暇。
LCCでタイへ行くときはフライト中6時間は暇なので、何か暇つぶしの端末をもっていくのがオススメです。
ちなみ自分は動画サービスのU-NEXSTで海外ドラマ・フリンジをIPHONEにいれていったからフライト中も暇で死にそうにならなくて済んだ。
フリンジにはまってしまった….
アンバサダーホテルバンコク(Ambassador Hotel Bangkok)に宿泊
ドンムアンからタクシーで30分くらいでホテルへ到着。
到着時間は夜9時くらいだった。
タクシー料金は忘れたけどたしか280バーツくらいだったかな?
今回はバンコクの繁華街スクンビット通りのNANA駅近くにあるアンバサダーホテルバンコク(Ambassador Hotel Bangkok)に泊まった。
ホテル予約サイトでは一応ランク4なのでそれなりにいいホテルだと思う。
とりあえず実際に泊まってみてこのホテルの良い点、悪い点を紹介してみると↓↓↓のような感じになる
良い点①スクンビットラインNANA駅から徒歩3分の距離
このホテルのいいところはまずBTS(バンコクの鉄道)のスクンビットライン(緑のライン)NANA駅から徒歩3分の立地にあるということ。
この緑のラインはシンガポールでいう東西線で観光客が訪れるスポットへ行くときによく使うBTSになる。
例えば、バンコク一番の繁華街になるサイアム駅とか、プラチナムファッションモールがあるチットロム駅、チャトチャックウィーケンドマーケットがあるモーチット駅などはすべてBTSスクンビットライン(緑のライン)で行ける。
今回の一番の目的が、チャトチャックとプラチナムファッションモールだったからチットロム駅から2駅のNANA駅が徒歩圏内のホテルという事が好都合だった。
良い点②ターミナル21が近い
アンバサダーホテルはアソーク駅直結のショッピングモール・ターミナル21が近い。
ターミナル21はバンコクでも割と有名なショッピングモールで現地の海外の有名ブランドから現地のセレクトショップ、レストランやフードコートがある。
ぶっちゃけ金ないからここで買い物はしなかったけど、フードコートが安くて綺麗でおいしかったからオススメ。
初日の夕食に食べた最初の食事はターミナル21のフードコートで食べた。
名前は忘れたけど、魚肉の練り物が入った塩ラーメンみたいな麺だった。
日本ではあまり練りもの系は食べないんだけど(ちくわとかかまぼことか)、シンガポールの練り物がおいしかったからタイでも試してみた。
値段は一杯50バーツくらいで、この安さでこのおいしさはかなりコスパがいいと思う。
どのメニューも安いから1000円もあれば豪遊できると思う。
タイのフードコートの特徴としては現金払いではなくて、フードコート専用のカードにお金をチャージしてカードで払うの普通みたい。
これはほかのフードコートでも同じシステムで、食べ終わってお金が余ったらカウンターで払い戻しをしてもらう仕組みらしい。
けど、疲れていたのか、50バーツくらいの払い戻しを忘れてしまったよ…
良い点③ランク4のホテルにしては金額が安い
このホテルは一泊大体4500円くらいで泊まれる。
部屋広くて清潔感があるけど、シャワールームは微妙。
部屋によってはシャワーノズルが手持ちじゃなくて天井からぶら下がっているタイプがあるみたい。
今回は手持ちタイプだったけど、水圧が微妙。
あとアメニティで歯ブラシがなかった。
というかタイはホテルに歯ブラシがないのが普通なのかな?
でもこの広さでソファー付きの部屋で一泊4500円はかなり安いと思う。
歯ブラシがないのもセブンが近いからまあ問題はないかな
良い点④ジムとプールがある
旅行中にフィットネスを使う人はあまりいないかもしれないけど、アンバサダーホテルにはジムとプールがある。
プールは写真取り忘れたけど、ぱっとみ結構綺麗な感じでホテルでゆっくりしたい人向けだと思う。
ジムはシンガポールのまあまあいいホテルと比べてもそん色ないくらいマシンがそろってるからありがたかった。
良い点⑤セブンイレブンが近い
ホテルのすぐ近くにセブンイレブンがあるから夜や早朝でもドリンクや食料に困ることはないのが良かった。
セブンイレブンはホテル直中の屋内通路でつながってるので雨が降っていても買い物が楽だった。
今回の旅行ではなぜか毎回夜にスコールがあったのでホテル直結のセブンは本当にありがたかった。
初日の深夜にお腹減ったのでコンビニで何かタイ料理があればなーと思ってセブンに行ってみた
名前は忘れたけど、ガーリックライスと鶏肉の弁当が40バーツだった!
1バーツ3.6円だから一食144円とか安すぎる(笑)
味はおいしくもまずくもなかったけど、ガパオライスもあったからぶっちゃけそっちにすればよかった
たぶんタイで一番おいしい料理はガパオライスだと思う。
悪い点①メインタワーはところどころ古い
ホテルの部屋自体は綺麗だけど、バスルームがちょいちょいぼろい
以前行ったバンコク旅行で泊まった時はウイングタワーでバスルームも綺麗だったけど、今回泊まった部屋はバスルームが若干ぼろかった気がする。
まああまり気にならないレベルだけど、シャワーをする時気を付けないとトイレがべちょべちょになるタイプ。
たぶんメインタワーの部屋はぼろい
そういえば口コミでも若干古さを感じるみたいな事が書かれていたけど、なるほど…
こういうことか…
悪い点②ホテル前のバーの音楽がうるさい
アンバサダーホテルバンコクはメインタワーとウイングタワーの二つの建物に分かれているけど、ぶっちゃけメインタワーの一部の低階層の部屋はホテル前のバーが目の前にあって音楽がうるさい。
だからもしこのホテルに泊まる時はアゴダで「静かな部屋を希望」にして予約をするのがオススメ。
ウイングタワーの部屋や、メインタワーの高階層やホテルの裏側に面した部屋はうるさくないから大抵大丈夫だと思うけど、一応静かな部屋にしたほうがいいかも。
悪い点③デポジット1000バーツが必要
それなりのホテルだとチェックインするときデポジットが必要になるけど、アンバサダーホテルの場合は1000バーツのデポジットが必要になる。
デポジットを払うとき、レシートにサインをして控えをもらう。
チェックアウト時、この控えを渡せば1000バーツ帰ってくる。
けど、1000バーツのデポジットを払う=宿泊中は1000バーツ使えないからちょっと…..な気分。
プラチナムファッションモールでみんなハッピー
朝9時半に起床
今日の予定はまずチットロム駅のなんとかってショッピングモールのフードコートでガパオライスを食べて、ついでにプラチナムファッションモールの下見に行った後に昼からチャトチャックでライブ配信予定。
とりあえずチットロム駅近くのモール内フードコートでガパオライスを探してみたけど、まさかの店員不在….
これって海外あるあるだよね….
しかたなく別の店でお好み焼きみたいなローカルフードを食べてみた。
味は普通にお好み焼きに近いと思う。
これで50バーツなら激安。
バンコクはショッピングモール内のフードコートは綺麗な割に安くておいしいから(たまに変な料理あるけど)好き。
ここもターミナル21と同じようにカードにお金をチャージして払うシステムだけど、また払い戻しするの忘れた。
払い戻し忘れすぎ
さっさと食事をすませてプラチナムに行くことにした。
プラチナムファッションモールはチットロムのRウォークという歩道橋?から直通でつながっているからすぐにたどり着けると思う。
チットロム駅から徒歩10分くらいかな?
中は1階から5階くらいまでで服や、バッグ、靴などたくさん店が入っていた。
価格はピンキリだけど、どれも日本と比べるとかなりお値打ちだと思う。
今回プラチナムファッションモールに来た目的は2つ
①現在のトレンドと相場の確認
②仕入れ用のキャリーケースの購入
掲示板を確認すると、4階にバッグ類があるようだったからまずは4階を見に行くことにした。
キャリーバッグの店は何件かあるようだったけど、値札が書いてない店もあったのでまずは値段を聞いてみることにした
けど….店員のおちゃんめっちゃ動画見ててこっちに気が付かない(笑)
お店のおちゃんに声をかけてみて値段を聞いたら急に本気だしていろいろ商品の説明をしだした
どうやらこの店のお勧めのキャリーケースはカラーバリエーションが豊富で3サイズあるらしい。
値段はミドルサイズで1000バーツ(3600円)らしい
若干チープ感はあるけど、この質で3600円は安い!!
けど、このキャリーケースをもってチャトチャックにはいけないから、おちゃんにはとりあえず
「考えるからまた後でくるよ」
と伝えるとおちゃん 急にテンションダダ下がりになって
「ニホンジンノ「カンガエル」 カワナイ(´・ω・`)」
とか言っていじけだしたけど(笑)
とりあえず営業時間だけ聞いて「またくるよー」って伝えて革財布を見に行くことにした。
革の財布かバッグがあればみたいなーと思ってたけど、意外と少ないかも
結構あるいて探したら、一軒クロコダイルやスティングレー(エイ)の革製品の店を見つけた。
店員のおばちゃんはかなりフレンドリーでいろいろ話しかけてくるような人だった。
クロコダイルやスティングレーを進められたけど、たぶんチャトチャックのほうが安いと思う。
まあ交渉次第かな?
でもうちは女性向けのストアだから正直クロコダイルやスティングレーって売りにくい気がしたから普通の牛革か、馬革の財布を見せてもらうことにした。
その中でも目に留まったのは↑の馬革財布
ワインレッドで作りもしっかりしているラウンドファスナータイプの財布。
とりあえずいくらか聞いてみた。
おばちゃん「この財布は元の値段は5800バーツ(約20800円)なんやけど、安くするで(´◉◞౪◟◉)」
たたし「5800バーツ!!!??たけーよ!!!騙されないんだからね!」
ってリアクションしてたらおばちゃんは
おばちゃん「ノーノー!….これくらいでどうや!○○○○バーツならめちゃやすいで?(´◉◞౪◟◉)」
と電卓をたたき出した。
たしかにだいぶ安い金額になってるけど。。。
でもおれしってんだよ….?
タイ人の提示金額はあくまでも「この価格でうれたらいいな~」っていう希望金額だということを
だからすかさずリアクション芸人(イメージは出川)ばりのオーバーリアクションで
たたし「○○○○バーツ!!?いやいやいや~無理だよ~~これじゃあ買えないよ~ハサンスルヨ~(´◉◞౪◟◉)」
と渾身の顔芸とオーバーリアクションでこの値段ならあなたハッピー私もハッピーみんなハッピーになれるよ~(´◉◞౪◟◉)」
おばちゃん「NONO!!この財布買えばあんたハッピーやで?十分安いけど、いくらなら買うんや?(´◉◞౪◟◉)」
たたし「ん~~~。とりあえず200バーツ安くしてくれ。それなら買うよ(´◉◞౪◟◉)」
おばちゃん「ここから200バーツ値引き!!!?NONONONO 厳しいわ~勘弁してや~(´◉◞౪◟◉)」
たたし「200安くしてくれたら買うけど~それ以上では買えないよ~(ふっ 底がみえたな(*´ω`*))」
おばちゃん「(´◉◞౪◟◉)ニヤリ」
たたし「!!!?」
ハッピーのおばちゃん「わかったわ!じゃあその値段で売るわ!これでみんなハッピーやな(´◉◞౪◟◉)ニヤリ」
たたし「お、OK…(しまった~やられたよ~)」
作戦としては底値以下の値段を提示して底値を確認⇒いったんその値段を断らせて帰るそぶりをする→相手がぎりぎりの値段を提示してくる
というのが今回の作戦だった。
けど、
「帰るそぶりを見せる」というテクニックを披露する前に金額がまとまってしまったので、おそらくもっと安くなっていたと思う。
だいぶディスカウントはしてもらったけど、正直敗北感でいっぱいだった。。。
結果
ハッピーなおばちゃんVSたたし
たたしの惨敗
やっぱり「交渉」が文化になっているタイ人は強いわ
すごくいい勉強になりました。ありがとうハッピーおばちゃん
ちなみにここで必死で交渉して仕入れた馬革ラウンドファスナー財布は↓で販売中です。
最強マーケット チャトチャックで仕入れしつつライブ配信
現地時間12時くらいにチャトチャックウィーケンドマーケットに到着。
【BTSモーチット駅】の1番出口から徒歩3分でチャトチャックの入り口が見つかった。
一番出口はわかるけど入り口どこ?って思うかもしれないけど、道路沿いに人の流れについていけばOK(テキトー)
入り口付近はチャトチャックをはみ出して露店がたくさんあるから正直どこから入り口かよくわからない状態
チャトチャックはタイが誇る世界一の仕入れマーケットといわれているらしい
土日だけ営業していて、バンコクだけでなくタイ中の業者がこの場所にやってくるんだとか
仕入れに来るバイヤーだけじゃなくて、観光客もきていて連日お祭りのようににぎわっている場所らしい
広さは東京ドームの2.5倍の大きさがあり、この広さの敷地に15000店が出店しているみたい
15000店って
やばくね?
だってイオンでもテナント数200店舗くらいだよ?
15000店って桁が違うよね
数えた人すごいね
しっかり見て回ろうとしたら1か月は滞在しないと無理って現地のアテンドの人がいってたの聞いて
(こいつ話盛ってんじゃね?)
って思ったけど本当だったみたい
この賑わいと、日本にはない珍しい商品とお店のごちゃごちゃさ加減をみて
ぶっちゃけテンション上がりました
普段ショッピングとか全然興味ないんだけど、この日だけは女の子ばりにあれこれ見てしまったよ
これ日本人絶対着ないでしょ…って服もあれば↑のようにかわいい服もあったりで女の子は絶対楽しめるスポットだと思う。
ただ問題は広すぎて同じ場所に戻れない可能性が高い事。
チャトチャックで迷わずに目的地に行く方法
①チャトチャックの公式アプリ内の地図を使う
公式アプリにはGPS機能付きの地図があるから、それで大体自分がどの位置にいるかわかる
それと簡単にお店の情報も載っているから店名くらい覚えておけばなんとかたどりつけると思う。
②お店の住所を確認して頑張って探す
上の画像だと見にくいかもしれないけど、チャトチャックはすべてセクションとSOIで住所分けされている。
上の画像のカゴバッグ屋さんだと「セクション7 ソイ63-7」という住所になる。
これで地図を見ながら自分がどの位置にいて、目的地にどのように行けばいいかわかる
ポイントとしては、気になったお店があれば名刺をもらうか、住所の看板の画像を取っておくといいかも。
チャトチャックでインスタライブ配信
チャトチャックを一通りみて、ちょっと休憩しながら日本にいるぱんだちゃん(普段はYAHOO!ショッピングでライブ配信してる配信担当)とどのようにライブ配信をしていくか打ち合わせをした。
とりあえず、今回は利益を考えずに普段お世話になっている常連さんに楽しんでもらえたらなーって感じでやることに決まった。
普段どのように仕入れをしているのか?とか、うちのストアにある商品以外にもどのようなものが売っているかを現地の様子をリアルタイムで見てもらい、気になるものがあれば代理で交渉して購入する⇒日本に持ち帰って発送
という仕組み
購入方法は気になるものがあればその場で写真を撮影して、メルカリで専用出品⇒ほかに気になるものがあれば追加⇒配信が終わったら購入してもらう
こんな感じの仕組みでやってみた。
インスタライブ配信中の様子は↓の画像のような感じ
チャトチャックは革製品が安くて(ピンキリだけど)牛側の財布なんかは日本で買うよりも半額くらいで提供できたので本当に安かったと思う。
ただ、基本的に工場で作る大量生産品ではなくて職人さんが作る製品なので数に限りがあるみたいで、人気のデザインやカラーは数が少なかった。
普段仕事している人だとあまり海外に行くこともないだろうし、タイに行ったとしてもチャトチャックをじっくり見る時間はないと思う。
下手すると一生いかないんじゃない?って場所なので、画面越しであっても海外旅行気分を味わってもらえたらうれしいかな。
次回はいつになるかわからないけど、また現地配信ができたらなーと思ってる。
タイだけじゃなくて、シンガポール(仕入れは関係ない国だけど)や中国のイーウーなんかからも配信してみたい。
タイ旅行の旅費は全部で60000円
ぶっちゃけタイ旅行はめちゃくちゃ安い。
物価が安いってだけじゃなくて飛行機のチケットがあほみたい安い。
というのも最近はLCCが増えているので東京・大阪・愛知からなら往復直行便で2~3万円で行ける。
あとホテルが安い。
シンガポールなら駅から近くてそれなりのホテルに泊まろうとすると1泊1万5千円くらいするけど、タイは首都バンコクでも似たような条件で5千円以下で泊まれる。
食事に関しては高級店に行かなければ1食180円~400円くらいで済む。
ちょっといい店で一食1000円くらい?かな
今回は航空券24000円+ホテル10000円+滞在費25000円で合計59000円だった。
めちゃくちゃ安い!!
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